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バトロワの撃ち合い総合力を高める -- 射撃場とマッチでの練習法

バトロワの撃ち合い総合力を高める -- 射撃場とマッチでの練習法

ここまでS2「撃ち合い」シリーズでは、遭遇戦の判断、遮蔽物の使い方、距離別の戦術、数的不利のテクニックと見てきた。最後のSTEP5では、これらのスキルを総合的に高めるための練習法を紹介する。

バトロワの撃ち合いは、実戦でしか磨けない部分と、練習環境で効率よく鍛えられる部分がある。両方をバランスよく取り入れることが上達への近道だ。

射撃場(トレーニングモード)での練習メニュー

リコイルパターン制御の練習 -- 各武器の癖を体で覚える

多くのバトロワタイトルには射撃場やトレーニングモードが用意されている。Apex Legendsの射撃練習場、Fortniteのバトルラボ、PUBGのトレーニングモードなどだ。

射撃場での最優先練習はリコイルコントロール(反動制御)。バトロワの武器はフルオート射撃時にレティクル(照準)が上にブレる。このブレのパターンは武器ごとに異なり、これを体で覚えて反対方向にマウスを動かすのがリコイルコントロールだ。

練習方法はシンプル。壁に向かってフルオート射撃し、弾痕が1点に集まるようにマウスを下に引く。最初は大きくバラつくが、同じ武器で50回ほど繰り返すとパターンが身体に入ってくる。

Apex Legendsの場合、R-301は比較的素直な縦反動で練習しやすい。フラットラインは横方向のブレも大きいので、慣れてから取り組むのがおすすめだ。PUBGではAKM(左右のブレが大きい)とM416(比較的扱いやすい)で差が顕著に出る。

効率的な練習の順序を紹介しよう。

  1. 止まった状態で壁撃ち: まずリコイルパターンを覚える(10分)
  2. 的を狙ってフルオート: 射撃場のターゲットに対して、リコイルを制御しながらフルオートで当て続ける(10分)
  3. 距離を変えて練習: 近距離・中距離で同じ武器を使い、距離による感覚の違いを掴む(10分)

移動しながらの射撃練習 -- 止まって撃つ癖を修正する

実戦では止まった状態で撃つことはほとんどない。移動しながら射撃する「ストレイフ撃ち」を射撃場で練習しておこう。

ADキー(左右移動)を交互に押しながらターゲットに射撃する。最初は全然当たらないと思うが、移動速度を少し落として(小刻みなストレイフではなくゆっくりした横移動で)始めると感覚を掴みやすい。

Fortniteの場合は建築しながらの射撃も練習項目に入る。壁を建てる→編集で窓を開ける→射撃→壁を戻す。このコンボ(エディットプレイと呼ばれる)はFortniteの撃ち合いの核になる技術だ。バトルラボで繰り返し練習できる。

実戦(パブリックマッチ)での戦闘経験の積み方

ホットドロップで「戦闘回数」を増やす練習用マッチ

射撃場での練習は基礎を固めるのに効果的だが、実戦の撃ち合いは「予測できない動きをする敵」「プレッシャーのかかる状況」「不安定な遮蔽物」など変数が多い。実戦経験を積む時間も必要だ。

カジュアルマッチ(ランクポイントが変動しないモード)で、あえて激戦区(ホットドロップ:多くのチームが降りるエリアのこと)に降りるのは、戦闘回数を最大化する効率的な練習法になる。

ホットドロップのメリットは以下の通り。

  • 着地直後から戦闘が発生するので、1試合あたりの戦闘回数が多い
  • 不利な状況(武器が揃っていない、敵の方が早く武器を拾った等)での戦い方が身につく
  • 死んでもランクに影響しないので、攻めたプレイを試せる

最初は即死の連続になるが、10試合もすれば「着地後にどう動けば生き残れるか」の感覚が掴めてくる。

ランクマとカジュアルで「練習の目的」を分ける

ランクマッチとカジュアルマッチでは練習の目的を明確に分けると効率が良い。

カジュアルマッチでの練習目的:

  • ホットドロップで近距離戦の経験を積む
  • 新しい武器や立ち回りを試す
  • アグレッシブなプレイスタイルを試す(失敗しても失うものがない)

ランクマッチでの練習目的:

  • プレッシャーのかかる状況での判断力を鍛える
  • 生存重視の立ち回り(ポジムーブ)の精度を上げる
  • 終盤の戦闘判断を実践する

よくある間違いが「ランクマッチで上手くなろう」として負けが込むパターン。ランクマッチは「カジュアルで身につけたスキルを発揮する場」と捉えた方が、精神的にも効率的にも良い。新しいことを試すのはカジュアル、それを実戦に落とし込むのがランク、という役割分担を意識してみよう。

まとめ -- 撃ち合い力は「意識的な練習量」で決まる

バトロワの撃ち合い力は「なんとなく」プレイしているだけでは伸びにくい。射撃場での基礎練習と、実戦での応用練習を組み合わせることで効率よく上達できる。

  • リコイルコントロールは射撃場で50回繰り返せばパターンが体に入る
  • 移動しながらの射撃を射撃場で練習しておく
  • カジュアルのホットドロップで戦闘回数を最大化する
  • ランクとカジュアルで練習目的を分ける

ここまでS2「撃ち合い」シリーズでは、遭遇戦の判断力から実戦的な練習法まで、バトロワの戦闘力を高めるための知識を一通りカバーしてきた。

次のシリーズ「チーム報告とフォーカス」では、チームメイトとの連携に焦点を当てる。バトロワはチーム戦だ。個人の撃ち合い力をチーム全体の戦闘力に変換するための報告術と連携テクニックを見ていこう。

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