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ゲーミングPCの選び方 -- 予算別おすすめスペック

ゲーミングPCの選び方 -- 予算別おすすめスペック

「ゲーミングPCって何が違うの? 普通のPCじゃダメ?」

一般的なPCとゲーミングPCの最大の違いはグラフィックボード(GPU)の性能だ。普通のノートPCやデスクトップに搭載されている内蔵グラフィック(CPUに組み込まれた映像処理機能)では、最新の3Dゲームを快適に動かすのは難しい。

ゲーミングPC選びのポイントは、GPU・CPU・メモリ・ストレージの4つのスペックと予算のバランスで整理できる。

GPU(グラフィックボード) -- 最も重要なパーツ

GPUがゲームの快適さを決める

ゲームのFPS値(フレームレート。画面の滑らかさに直結する数値)を最も大きく左右するのがGPU。ゲーミングPCの価格差の大部分はGPUの性能差で決まると言ってもいい。

GPUメーカーは主にNVIDIA(GeForceシリーズ)とAMD(Radeonシリーズ)の2社。ゲーミング用途ではNVIDIA GeForceシリーズのシェアが高い。

予算別のGPU目安

予算帯 GPU目安(2026年時点) プレイ可能なレベル
10〜15万円 RTX 4060相当 フルHD 144fps(軽量〜中量タイトル)
15〜20万円 RTX 4070相当 フルHD 240fps or WQHD 144fps
20〜25万円 RTX 4070 Ti Super相当 WQHD 240fps or 4K 60fps
25万円以上 RTX 4080/4090相当 4K 144fps、最高設定

FPS/バトロワが中心で144fps以上を安定して出したいなら、RTX 4060〜4070クラスが目安になる。ValorantやCS2は比較的軽量なタイトルなので、RTX 4060でもフルHDなら240fps近く出る場合が多い。Apex LegendsやFortniteは負荷がやや高いので、144fps安定にはRTX 4070クラスが安心。

※ GPU型番は世代交代で変わるため、購入時点の最新ベンチマーク(性能比較データ)を確認することを推奨する。

CPU -- GPUの性能を引き出す

CPUの選び方

CPUはGPUほどゲームの性能に直結しないが、ボトルネック(CPUの処理能力が足りずGPUの性能を活かしきれない状態)を避けるためには適切なグレードが必要。

用途 CPU目安
フルHDゲーミング Intel Core i5 / AMD Ryzen 5
WQHD〜4Kゲーミング Intel Core i7 / AMD Ryzen 7
配信しながらゲーム Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 以上

FPSでは高いフレームレートを維持するためにCPUの単コア性能(1つのコアあたりの処理速度)が重要になる。コア数が多いほうがマルチタスク(ゲーム+配信+Discordなど同時起動)には有利だが、ゲーム単体では6コア12スレッド以上あれば大抵のタイトルで不足しない。

メモリ -- 16GBが最低ライン

容量の目安

容量 用途
8GB 軽量ゲーム・普段使い(ゲーム用途では不足気味)
16GB ゲーム用途の標準
32GB 配信しながらゲーム、重量級タイトル、MOD多用
64GB 動画編集や3Dモデリングと兼用

2026年時点では16GBが最低ライン、できれば32GBを選んでおくと安心だ。メモリが不足するとゲームの動作がカクつくだけでなく、ゲーム自体が強制終了する場合もある。

メモリ速度

DDR5メモリが主流になりつつある。DDR4との速度差はゲームによっては数%〜10%程度のFPS向上として現れる場合がある。新規購入なら対応しているマザーボードとセットでDDR5を選ぶのが自然だ。

ストレージ -- SSDは必須

SSDの種類

種類 読み取り速度 価格
NVMe SSD(M.2) 3,000〜7,000MB/s やや高い
SATA SSD 500〜560MB/s 手頃
HDD 100〜200MB/s 安い(ゲーム用としては非推奨)

ゲームのロード時間を快適にするにはNVMe SSD一択。特にオープンワールドゲームやバトロワのマップロードで体感差が大きい。

容量は500GBだとOSとゲーム数本でいっぱいになるので、1TB以上を推奨する。あとから増設できるモデル(M.2スロットが2つ以上あるなど)だと将来的にも安心だ。

BTO vs 自作

BTO(Build To Order)

BTOパソコンメーカー(ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房など)の完成品は、パーツの組み合わせをある程度カスタマイズして注文できる。自分で組み立てる必要がなく、初期不良時の保証もあるため初心者にはBTOが安心。

自作

パーツを自分で選んで組み立てる方法。BTOよりも自由度が高く、同じ性能ならやや安く組める場合がある。ただし相性問題や初期不良の切り分けを自分で行う必要があるため、ある程度の知識が求められる。

選ぶときのチェックリスト

チェック項目 FPS競技向け(15〜20万円) 汎用ゲーム向け(10〜15万円)
GPU RTX 4070クラス RTX 4060クラス
CPU Core i5 / Ryzen 5以上 Core i5 / Ryzen 5
メモリ 16〜32GB 16GB
ストレージ NVMe SSD 1TB NVMe SSD 500GB〜1TB
電源 650W以上 550W以上

ゲーミングPCを探す

選び方のポイントが分かったら、実際に探してみよう。

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※ 価格やスペックは時期によって変動するため、購入時点の最新情報を確認してほしい。BTOメーカーの公式サイトでカスタマイズ注文もできる。

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